2014年05月14日

「アユのなれずしチョコ」今年も提供、ぎふ清流マラソン

18日号砲の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン(中日新聞社など主催、特別協賛=スズキ、東新住建)では、今回も岐阜市の
通称・川原町でユニークな食べ物がランナーに振る舞われる。ういろう、焼き菓子…。その1つ、「アユのなれずしチョコレート」は、
特産品のPRとランナーへの気配りも兼ねている。

 アユのなれずしは江戸時代、将軍家にも納められた保存食。その発酵した米を、ホワイトチョコにすり込んだ。コース沿いの
アユ料理店「川原町泉屋」(岐阜市元浜町)が四年前に開発し、第一回大会以来、毎回出場者に提供。今年も三百人分を店の前
で配る。

 「走っている途中だし、口どけが大事だと思って」と泉善七社長(47)。自身もマラソン歴十五年のベテランで、今回で四回連続
出場の“皆勤賞”だ。

 これまで参加した国内外の別の大会では、市民ボランティアに勇気づけられた。沿道で焼いてもらった肉を食べたり、ワインを
飲んだり。「大会をつくるのは、走る人だけじゃない」と学んだ。

 発酵した米が豊富に含むアミノ酸も、甘さも、疲労を和らげる。チーズのようなコクを加えたチョコは、舌の上でふわりと消える。
「うまいでしょ?」。ランナーならではの視点で、仲間たちをもてなす。

ソース(中日新聞) http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20140514/CK2014051402000023.html   


Posted by 田辺 at 11:01Comments(0)ほのぼの